畑のグランドカバー考察(20200522)

雑草抑制のために畑をどうしたら手間がかからないのか、試しています。昨年秋に蒔いたヘアリーベッチは、暖かくなったら猛烈な勢いで地面を覆っています。雑草抑制効果は大きいのですが、ツルをのばして巻き付くので、守られる野菜類が柔らかいものだと、引き離すことができません。玉ねぎやヒマワリだったら、効果的かもしれません。4月以降に、マルチ大麦てまいらず、というのを試しに蒔いていますが、こちらは直立する植物で、成長が早く有望に思えます。ヘアリーベッチも大麦も、このさき、どんなふうに枯れていくのかを見ないと効果のほどは不明です。

昨年秋にヘアリーベッチなどを蒔いた白菜を育てていたところです。
白菜収穫後、放置してありますが、ヘアリーベッチが覆ってしまって地面が見えません。
花が咲いて、一部は枯れ始めているようにも見えます。
春に野菜を収穫して、秋までほっておくところには有効かもしれません。
この後の枯れかたに注目です。
玉ねぎの畝です。
ついこの間まで、ヘアリーベッチは劣勢でしたが、暖かくなって爆発的にのびています。
巻き付く前に引きちぎったほうがよさそうです。
もっと生育が早ければ雀の鉄砲を制圧できると思うのですが、無理みたい。
ヒマワリのまわりのヘアリーベッチ。
主たる作物の背が高くて、丈夫なものならうまく共存できそうです。
ジャガイモのまわりのヘアリーベッチ
巻き付いてしまうとジャガイモから引きはがすのが難しそうです。
このあと、どう枯れていくか注目です。
大根の畝間に蒔いた大麦
畝に雑草が少ないのは、なぜか不明です。
サツマイモの畝間に蒔いた大麦
このあとサツマイモがツルをのばすのにあわせて大麦が枯れればうまくいきますが、どうでしょうか?
虫よけのつもりで、畝間にマリーゴールドを蒔いてみました。
ローマンカモミール
コンパニオンプランツになるという記事もあります。
草全体からリンゴの良い香りがします。
この株は昨年秋に種まきしたものです。 まだ花芽が出ていません。
成長遅いですし、油断すると雑草に覆われてしまいます。
手間がかかりますが、夏超し、冬越しできるか確認。
赤クローバ
背が高く 50~100cm になるようです。
野菜を植えてある畑には使えなさそうですが、花の見栄えと夏を越せるかを確認して
クリムゾンクローバーの代わりに休耕田に蒔いてみることも検討。