バックホーで排水溝堀と土盛(20200120)

今年は暖冬で雨が多いです。さいわい、この前1週間と、この先数日の予報は降ってもお湿り程度だったのでレンタル屋さんでバックホーを3日間借りて、畑にするところの排水溝堀と野菜を植えるところの土盛をしました。レンタル料金は、1日1万円ぐらいですが、26kmの距離を配送で片道1万6千円かかりました。これが高いかですが、ネットで調べると、トラクタの輸送費が距離が明示されていませんでしたが片道1万円以上とありましたし、タクシー代で昼間9千円ぐらいなので、サービス(ご奉仕価格)と考えると高いのですが、営業と考えると、そんなものかと思います。 自分で運ぶとしたら4トントラックを借りることになりますが、1日(片道)約1万円かかりますし、自分で積み下ろしするリスクを考えると依頼した方が安全です。
講習後、初めて自分でやってみて、なかなかスムーズにアームが動かせませんでしたが、安全第一で無理に複数の油圧シリンダを同時に動かさずに、時間がかかりますが一つずつ確実に動かすようにしました。当初田んぼにはまらないか心配でしたが、冬で乾いていることもあり、西側のぬかるんでいるところは、さすがに何度か危ない目にあいましたが、なんとかなりました。人が歩いて沈まなければ、なんとか大丈夫のようです。
当初、どれぐらいの時間でどれだけできるかわかりませんでした。3日間でたんぼ二枚を畑にするのでは、荒く掘るのが精一杯でした。バックホーでも時間をかければ、体力を消耗せずスコップでやるのと同程度まで仕上げられと思います。今回の場合、あと3日は必要でした。仕上げは、スコップで少しずつやってみて、とてもかなわないと思ったら、またレンタルすることとします。暖冬とは言え、日差しが無くなると冷たい風が吹き、厚着をしていましたが、基本的に両手しか動かさないので、特に下半身が寒かったです。使い捨てカイロを用意すればよかったです。

3トンぐらいの大きめのがいいかなと思いましたが、ちょうど空いていなくて、約1.5トンのクボタ U-17となりました。下の仕様の旧型機のようです。6~7時間x3日弱使って、軽油を約35L消費しました。

大きいと遠くまでアームが届いて便利です。
反面、重くてめり込みやすい、小回りが効かないとか燃料を多く消費するなどの
デメリットもあると思います。
パワー的には、この機種で、不自由はしませんでした。
一番上の田んぼの西側です。
ここは山から水が浸みだすのでぬかるんでいます。
この写真では、よくわかりませんが、山側に溝を掘って、
反対側に畑にするところを二区画つくりました。
下の田んぼへの土手の手前にも排水路を掘りました。
山側の排水路です。もう水が浸みだしています。
一番上の田んぼの元の状態を東から見たところ。
工事後を上から見たところです。ここも畑にするところを二区画つくりました。
工事前の上から二番目を西から見たところ。ここもグチャクチャでした。
工事前の上から二番目を東から見たところ。
上から二番目の田んぼを工事中。
後退しながらだと溝が掘りやすいですが、横からや斜めから掘らないといけない場所が
多くけっこう難しいです。
二番目は、約5mx5mの畑にする区画を7枚ほどつくりました。
山側は排水溝を外周に掘りました。
二番目の西側です。水が溜まっています。
ここの場合は水はけが悪くて下へ浸透していかないようです。
ぬかるんでいるところで、バックホーを前後させるとクローラの下が深い澪になって
はまりそうになるので、土を盛りながらの作業でした。
三日目の夕方に引き取りにきました。こういう専用のトラックだと安全で輸送も楽そうです。
普通の4トントラックにあゆみ板で載せるのは怖そうです。 少なくとも今回は頼んで良かった。
見ていたらアームを前にして前進で普通に登りこんでいました。
後ろへひっくり返りそうにも見えましたが、平気なようです。
トラックが大きくて、載せるバックホーが小さいせいか、
載せてからアームを後ろ方向へ回していました。