耕運機検分(20191002) 2019.10.032019.10.02 おととい入手した耕運機の検分をしました。大昔の機械にしては、おおむね良品です。納屋などに大事に保管してあったもののようです。 連続定格出力 7.0PS/2400rpm自動車のエンジンと比べたら超低回転エンジンです。ディーゼルエンジンは、キャブレターがないので保守が簡単な気がします。この機体はクランク始動でバッテリーもないので、始動は人力ですがメンテナンスは楽です。 オイル関係の注意事項が貼ってあります。本機のエアークリーナーは乾式です。 オイル関係は、ロータリーチェンケースの油量がすくないようでしたが、他は入っていました。 ロータリーチェンケースへの給油口のキャップがなくてビニールテープでふさいでありました。適当なグロメットを探す予定です。 アマゾンで30個400円で購入したゴムグロメットをはめました。(20191003)中に落ち込まないか心配ですが、なんとなくはまっています。使い捨てになるかと思います。この穴の下のローターリーカバーにオイルが垂れているところをみると最近オイル補充したようです。 エンジンから動力を伝達するVベルト。2本がけになっています。とくにひび割れなどはないようです。 こちらはエンジン冷却ファンのVベルト。これも、とくに損傷ないようです。 エンジンカバーをはずしたところ。大きなエアークリーナです。 外して分解して内部のエレメントを清掃しました。固いものでコンコンするとホコリがいっぱい落ちました。 爪のボルトが固着していないか心配でしたが、すんなりゆるみました。前の持ち主がときどき爪の向きの入れ替えなどしていたかもしれません。 爪をひとつ外してみましたが、まだ使えそうです。余裕があったら交換です。 あとタイヤの空気圧が、0.5気圧しかなかったので入れました。口が内側になっていたのでフェンダーを外すのが面倒でした。この耕運機は、機械的なブレーキがなくてエンジンブレーキのみです。主クラッチを切るとフリーで転がっていきます。はじめ坂の途中に置いていましたが、危険なので平坦なところに屋根を仮設しました。ゆくゆくは田んぼの端に雨に濡れない場所をつくろうと思います。