木や花の種を蒔いて育てるのは以前から好きで、マンション住まいのころは、ベランダで種を蒔いて、ある程度育ってから実家へ持ってきて植えたりしていましたが、残念ながら、木は、ほとんどが気候が合わずに枯れてしまいました。ある程度大きくなれば厳しい気候に耐えられるということもあるようですが、夏が蒸し暑くて、冬が寒い気候で育つ植物は限られます。今年は、実家に定住してしまったので、じっくりと育苗ができます。
ミントの仲間
ミントはヨーロッパでは雑草だそうですし、日本でも地下茎での繁殖力が強いので注意しないとはびこってしまうと、書いてあるのをみますが、実際には日本の雑草の方が強いですし種を遠くへ飛ばして増えるものでもないので、外来要注意植物のように野にはびこることはないと思います。自分がミントを育てているのは、メントールの香りがイノシシなどの野生動物を防ぐらしいというためです。山の耕作放棄地に苗を植えたりしましたが、茂みになるほどには、なかなか成長しません。ちょっと茂ったところに分け入ると、素晴らしくさわやかな香りに包まれて幸せな気分になれます。
ユーカリの仲間
ユーカリを育てようと考えたのも、ミントと同じでイノシシなどの野生動物を寄せ付けない効果があるらしいからです。日本でも何十種類ものユーカリの種が入手できます。マンション住まいのころから、種から10種類以上育てましたが、このあたりの気候にあうものは少ないです。たいてい夏に蒸れて枯れるか、1月ごろの寒さで枯れてしまいます。