BIG-M KC26NX エンジン修理-断念編(20250114)

しばらく中断していた草刈機の修理を再開しました。
先回はピストンピンが外れず止まっていました。
ギヤプーラーを購入して小ねじを押し込んで抜けないかやってみました。
目論見通りピンが出てきました。
Amazonで購入した中国製ピストンです。
サイズ的には同じのようでした。
あたらしいピストンに付属のピストンピンを押し込むのがたいへんかと思いきやずるずるでした。
なんとか組付けて、これも付属のリングをはめました。
このピストンの場合、上下のリングで合わせマーク位置はずれていました。
リングがやけに大きいなとこのとき思いました。
さらにもう一つ問題があって、ヘッドを固定するネジ穴が崩れてしまっていたのでタップを切りなおしました。
さてヘッドをはめようと悪戦苦闘1時間以上したのですが、はまりませんでした。
冷静に調べると、ピストンの径はシリンダに対して妥当なサイズでした。
しかしながらピストンリングのみをシリンダに押し込んでみると、どうも大きすぎて入らないようでした。
手持ちのリングで試してみたのですが、今度はピストンの溝にはまらずNGで、
ここで中断となりました。Amazonを検索すると一つ薄手のリングがあったので懲りずに注文しました。
34mm xt1.2mm (手持ちは、34mm t1.5mm)
ピストンリングが来たので試しました。
これだとシリンダにはまります。
これはピストンキットに付いてきたものですが、あきらかに大きかったです。
ピストンには回り止めと思われるポッチがあって、ここに切れ目をあわせないと
リングが完全に収縮できずシリンダにはまりません。
なんとかはめたのですが、きついです。
組み立ててみたものの回転が重くてスターターが引けませんでした。
たぶんピストン自体が微妙に大きいんだと思います。
今回は汎用品のAmazonで売っている部品でエンジン修理しようとしたのですが、
うまくいかなかったという事例になりました。
草刈機のクラッチから先は健在なので中古エンジンを見つけたら修理再開しようと思います。